研究紹介Researches
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2021/07/02
研究成果 近年のモンゴルにおける干ばつの状況を衛星でモニタリングしました。
Use of a MODIS Satellite-Based Aridity Index to Monitor Drought Conditions in Mongolia from 2001 to 2013Reiji Kimura and Masao Moriyama(2001~2013年のモンゴルにおける干ばつ状況をモニタリングするた...
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2021/05/11
研究成果 耐塩性が異なるコムギは根の伸弾性と関係することがわかりました。
Differential responses of roots for varying tolerance to salinity stress in wheat with special reference to elasticityYang Shao, Ping An, Xiaohui Feng, Muhammad Irshad, Victoria Otie, Weiqiang Li, ...
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2021/04/06
研究成果 ナイルデルタの粘土質土壌を例に亀裂が塩分の溶脱に及ぼす影響を調べました。
持続的な灌漑農業には適切な塩分管理が欠かせません、灌漑農業が展開される多くの農地では粘土含量が高く、灌漑から数週間経過すると大きな亀裂が形成されます。そこで、ナイルデルタの粘土質土壌を対象に亀裂が...
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2021/03/11
研究成果 植栽林土壌を用いることでクブチ砂漠に移植したマツ実生の菌根形成と成長が促進されました。
本研究では、中国内蒙古自治区に位置するクブチ砂漠の流動砂地を対象地として、設置した草方格にアブラマツ(Pinus tabulaeformis)を植栽する際に、同地域のアブラマツ植栽林から採取した土壌を接種して、マツと...
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2021/01/25
研究成果 スーダンでは温暖化に対応するために現在主力の高温耐性品種コムギ比で年あたり2.7%の収量増加が必要であることを明らかにしました。
辻本教授らが、世界で最も暑いコムギ栽培地域・スーダンでは温暖化に対応するために高温耐性品種コムギは現在の主力品種の収量に対して年あたり2.7%の増加が必要であることを明らかにしました。
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2020/12/17
研究成果 ササゲが持つ2種類の動原体特異的ヒストンH3(CENH3)を調べました。
乾燥地で重要なマメ科作物のササゲが保有する2種類の動原体特異的ヒストンH3(CENH3.1、CENH3.2)遺伝子の機能を細胞遺伝学、分子生物学、ゲノム編集技術を駆使して詳細に解析した。
- 2020/11/19 研究成果 WASH_1D/2Dモデルを用いた水の費用を考慮した灌漑水量および除塩用水量の最適化
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2020/11/05
研究成果 衛星データを用いて北東アジアの草原における消費土壌水分量や生長量を算定する手法を提示しました。
木村准教授と長崎大学の森山准教授は、衛星によって算定される熱慣性(地表面の熱伝導率と熱容量の積)に関する指標を日々積算することで、積算値が消費土壌水分量や生長量と相関することを実証し、北東アジア全...
- 2020/10/28 研究成果 劉佳啓プロジェクト研究員らの論文がCATENAに掲載されました。
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2020/10/28
研究成果 草本の形状や被覆率が飛砂に与える影響を解明しました。
黄砂の発生源に生育する草本を想定した模型(円柱・円錐・逆円錐)を対象に、小型境界層風洞及び圧電飛砂計を用い、草本の形状や被覆率が飛砂の堆積量、粗度長、フラックスに与える影響を調べました。