Tottori University

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センターが取り組む主なSDGs

  • 乾燥地における生態系修復や持続的農業への微生物利用に向けた研究



【活動概要】
 乾燥地における劣化土地の生態系修復、および持続的な農業に植物根の共生微生物を利用することを目指して、このために必要な微生物の生態情報の収集と有用微生物の探索を行っています。
 研究対象地として、アメリカ、中国やモンゴル、そしてスーダンやエチオピアといったアフリカを対象に研究を行っています。
 次世代シーケンサーを用いたメタゲノム解析に基づき、乾燥地で微生物が湿った時期と乾燥した時期をどのように過ごしているのか、そしてその植物への機能として、植物にどのように貢献しているのかなどについて調べています。有用微生物の探索方法の開発については、アメリカの乾燥地植物やソルガムを対象として、植物の成長や耐乾性向上を指標とした研究を行っています。また、劣化土地の生物的劣化の状況調査やこのような劣化土地への微生物利用の効果の検証なども行っています。
 これらの研究は、これまでに終了したプロジェクトを含め、科学研究費補助金事業、限界地プロジェクト、エチオピアSATREPS等の一環として推進しています。


研究代表者:谷口 武士





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