Tottori University

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センターが取り組む主なSDGs

  • アフリカ乾燥地における持続可能な農業に向けた気候リスク管理



【活動概要】
 干ばつリスクに曝されるアフリカ諸国では、作物収量の年次変動が大きく、将来の気候変動下では、更に大きくなると予測され、農家が干ばつに対処するために詳細な農業気象情報が求められています。世界では、スマートフォンの普及に伴い、各種のアプリケーションが開発され、農業分野においても、栽培管理や農業経営などのスマホアプリが提供されています。しかし、多くは気候、土壌、作物データなどの静的情報であり、乾燥地農業にとっては、十分な情報とは言えません。アフリカの農業研究機関は、ステークホルダーミーティングを随時開催し、播種時期、品種選択、播種量、施肥量などの作付けに関する情報が必要であることを認識しています。こうした状況を背景に、作物生育状況や収量予測などの動的情報を含む農家支援スマホアプリの開発が急がれています。本研究は、気候予測を利用して、意思決定支援システムを開発することにより、サブサハラアフリカの農業干ばつリスク管理における科学技術の発展を目的とします。



研究代表者:坪 充









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