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拠点大学交流事業

中国内陸部の砂漠化防止及び開発利用に関する研究

砂漠化は深刻な地球環境問題のひとつです。

 中国の砂漠化は特に深刻で、アジア全体の環境変動にも大きな 影響を与えています。我が国も中国内陸部から飛来する黄砂の影響(粉塵被害、日照不足等)を受けています。

 また、日本及び中国は、国連砂漠化対処条約に加盟し、砂漠化防止に関する科学技術的支援を行う義務を有しています。

 この拠点大学交流事業の目的は、中国内陸部の砂漠化ベンチマーク地域を対象に、砂漠化防止に係る実践的研究を 行い、世界に応用できる乾燥地の砂漠化防止と開発利用の総合的対策モデルを構築することを目的としています。

 日本側拠点を鳥取大学乾燥地研究センター、中国側拠点を中国科学院水土保持研究所として平成13年度に共同研究が開始されました。
研究対象は中国内陸部の砂漠化地域であり、特に黄土高原の砂漠化地域を重点研究地域として、砂漠化とその防止に関する様々な問題について日中の研究者が協力し研究を行っています。
これらの研究成果を基にして、総合的な砂漠化防止対策を確立し、地域社会の持続的発展方向を提示することがねらいです。

コーディネーター
日本側 : 恒川篤史 (鳥取大学乾燥地研究センター)
中国側 : 劉 国彬 (中国科学院水土保持研究所)

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