環境保全部門
専任教員
准教授・谷口 武士
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専門分野
微生物生態学分野:乾燥地で生育する植物共生微生物の生態学とその利用研究内容
- 植物の耐乾性および耐塩性向上に有効な植物共生微生物(菌根菌、内生菌、根圏細菌)の探索
- 植物共生微生物の生態と機能
- 乾燥地における生態系修復や農業生産への植物共生微生物の利用
![]() 図1.研究風景2 タマリスク根中で共生するアーバスキュラー菌根菌 |
![]() 図2.外生菌根菌を摂取していないマツ実生(左)と摂取したマツ実生(右)(中国、内蒙古自治区、クブチ砂漠にて) |
准教授・木村 玲二
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専門分野
気象学分野:大気境界層内における気象現象の観測と物理的解明研究内容
- 乾燥地における熱・水収支の定量的解明
- 気象データと衛星データを同化した地表面モニタリング手法の開発
- 鳥取砂丘における砂移動の観測と物理的解明
![]() 図1.黄砂発生ハザードマップ。モンゴル南部ではそのほとんどの地域が、風速が6~10m/sのときに黄砂が発生する可能性があることを示しており(黄色の部分)、発達した低気圧が通ればいつでも黄砂が発生する可能性がある。白で示した積雪域、濃い灰色で示した凍土域、黒で示した湿潤域では、黄砂は発生しないとしている。 |
![]() 図2.植生(a)と乾燥度(b)の情報を併用した全球後背地モニタリング(c)。 |
助教・寺本 宗正
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専門分野
陸域炭素循環学分野:土壌炭素フラックスを中心とした物質循環に関する研究研究内容
- 乾燥地における土地利用が炭素収支におよぼす影響の評価
- 鳥取砂丘における土壌呼吸の時空間変動に関する研究
- 温暖化が土壌有機炭素動態におよぼす影響の評価
![]() 図1.鳥取砂丘における土壌呼吸の観測の様子。砂丘表面に密閉性の容器(チャンバー)を一定時間かぶせることで、排出される二酸化炭素の量を測定する。 |
![]() 図2.チャンバー内の二酸化炭素濃度の変化(3分間)。乾燥した砂丘表面からも二酸化炭素が排出され、濃度が上昇する。 |