Tottori University

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砂漠化対処領域

専任教員

教授・黒崎 泰典

 

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専門分野

ダスト気候学分野:ダスト(黄砂)の時間空間分布。風、土壌・地表面状態とダスト発生(風食)の関係。

研究内容

  1. 気象台データ、衛星画像を用いたダスト(黄砂)の時間空間分布の解析
  2. 侵食能(風の風食を引き起こす能力)、受食性(土壌・地表面状態の風食に対する脆弱性)とダスト発生(風食)の関係
  3. 気候変動、人間活動の受食性への影響
  4. 気候変動の侵食能への影響


図1.吹雪を伴う砂塵嵐の通過後の様子(2016年3月5日、モンゴルマンダルゴビより南約100kmにて)

図2.衛星画像と気象台観測の現地気象情報(2016年3月4日)。モンゴルにおいて吹雪と砂塵嵐が発生していることが分かる。


准教授・谷口 武士

 

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専門分野

微生物生態学分野:乾燥地で生育する植物共生微生物の生態学とその利用

研究内容

  1. 植物の耐乾性および耐塩性向上に有効な植物共生微生物(菌根菌、内生菌、根圏細菌)の探索
  2. 植物共生微生物の生態と機能
  3. 乾燥地における生態系修復や農業生産への植物共生微生物の利用


図1.研究風景2 タマリスク根中で共生するアーバスキュラー菌根菌

図2.外生菌根菌を摂取していないマツ実生(左)と摂取したマツ実生(右)(中国、内蒙古自治区、クブチ砂漠にて)



准教授・木村 玲二

 

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専門分野

気象学分野:大気境界層内における気象現象の観測と物理的解明

研究内容

  1. 乾燥地における熱・水収支の定量的解明
  2. 気象データと衛星データを同化した地表面モニタリング手法の開発
  3. 鳥取砂丘における砂移動の観測と物理的解明


図1.乾燥化の全球モニタリング。(a)水利用的にかなりシビアなエリア、(b)近年、乾燥化が進んでいるエリア。

図2.衛星によって算出された北東アジアにおける土壌水分消費量(CdSWC)と降水量(Pr)の空間分布。2017年は干ばつ年、2018年は多雨年。




助教・寺本 宗正

 

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専門分野

陸域炭素循環学分野:土壌炭素フラックスを中心とした物質循環に関する研究

研究内容

  1. 乾燥地における土地利用が炭素収支におよぼす影響の評価
  2. 鳥取砂丘における土壌呼吸の時空間変動に関する研究
  3. 温暖化が土壌有機炭素動態におよぼす影響の評価


図1.鳥取砂丘における土壌呼吸の観測の様子。砂丘表面に密閉性の容器(チャンバー)を一定時間かぶせることで、排出される二酸化炭素の量を測定する。

図2.チャンバー内の二酸化炭素濃度の変化(3分間)。乾燥した砂丘表面からも二酸化炭素が排出され、濃度が上昇する。




特任教員


特命助教・石井 直浩

 

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専門分野

群集生態学分野:乾燥地における植物の多様性とその生態学的帰結

 研究内容
1.乾燥地における生物多様性の時空間的な分布の把握
2.乾燥地における生物多様性と生態系機能・安定性の関連解析


図1.モンゴルの調査地の様子

図2.個体レベルでの経年モニタリングの様子




特命助教・中山 理智

 

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専門分野

生態系生態学分野:土壌における物質循環と物質循環に関連した植物および微生物動態の解明

 研究内容
1.窒素を中心とした土壌における物質循環の解明
2.細根およびその周辺における植物の窒素獲得戦略の解明
3.物質循環に関わる土壌微生物動態の解明


図1.下層土壌の継続調査を行うために設置した根箱

図2.野外における根滲出物の調査


客員教員


客員教授・市井 和仁 (千葉大学)

専門分野

生物地球科学分野:地上観測・衛星観測・数値モデルを統合した陸域生態系の熱・水・物質循環





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