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寺本助教が鳥取大学SDGs表彰でビッグインパクト賞を受賞しました。

SDGs表彰は、鳥取大学における持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みの中から、優れた取り組みを表彰するものです。ビッグインパクト賞は、各部局から推薦された取り組みのうち、鳥取大学の教職員やとっとりSDGsネットワーク構成員による投票で、評価の高かった取り組みに贈られます。
今回表彰の対象となった「陸域生態系の炭素循環に関する研究」は、寺本助教が共同研究者らと共に、モンゴルの草原や鳥取の海岸砂丘を調査地として推進しているものです。陸域生態系では、植物の光合成によって二酸化炭素(CO2)が吸収されたり、植物の根の呼吸や土壌微生物による有機物の分解によって、CO2が土壌表面から排出されたりしています。これら陸域生態系におけるCO2の吸収や排出プロセスは、気候変動にも関わる重要な要素です。寺本助教らの研究グループは、このようなCO2の吸収や排出の規模や、変動のメカニズムを解明するための研究に取り組んでいます。この取り組みは、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に貢献することが期待されます。


寺本助教を含む、乾燥地研究センターと国際乾燥地研究機構のSDGs取組事例は以下をご覧ください。