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オンラインシンポジウム 「乾燥地における植物の生理生態と緑化」が開催されました。

1211日に、オンラインシンポジウム 2021  「乾燥地における植物の生理生態と緑化」が開催されました。主催は日本緑化工学会 乾燥地緑化研究部会で、乾燥地研究センターと日本沙漠学会が共催。東京農業大学沙漠緑化研究部会/沙漠に緑を育てる会に後援頂きました。

当日は、オンラインで計83名の参加をいただき、乾燥地における気候変動と緑化の持続可能性の問題、乾燥地の緑化や生態系修復、そして生態系保全における植物の生理生態的特性研究の重要性について講演と質疑応答が行われました。

プログラムは以下の通りです。

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日本緑化工学会 乾燥地緑化研究部会

オンラインシンポジウム 2021  「乾燥地における植物の生理生態と緑化」

日時:2021 12 11 日(土)13 30 分~16 40 分(予定)

方法:zoom ミーティング

参加費:無料

 

主催:日本緑化工学会乾燥地緑化研究部会

共催:鳥取大学乾燥地研究センター

共催:日本沙漠学会

後援  東京農業大学沙漠緑化研究部会/沙漠に緑を育てる会


〇開催の趣旨

乾燥地の水収支は少ない降水量のもとに成立しており、いったん破壊されればその回復は非常に困難で時間がかかることから、緑化の効果を短期的に捉えるだけでなく長期的にも考慮して、水資源などの環境への負荷を極力抑えた植物の生理生態学的に合理的な緑化を実践していくことが大切である。そのためには、世界各地の乾燥地における緑化種の生理生態的な特性の理解と生理生態学的に合理的な緑化のあり方の議論が不可欠である。本シンポジウムは、これらについての情報共有ならびに議論の場を提供するとともに、当該分野の研究のさらなる発展を目指すものである。

 

〇プログラム

13:3013:35

  開会のあいさつ  山中典和(乾燥地緑化研究部会、鳥取大学乾燥地研究センター)

13:3514:15

  基調講演:乾燥地における持続可能な緑化に向けて

  山中典和(鳥取大学乾燥地研究センター)

14:1514:55

  講演 1:スーダンにおける侵略的外来樹種の生理と生態メスキートを事例としてー

  依田清胤(石巻専修大学)

14:5515:05 休憩

15:0515:45

  講演 2:ジブチ共和国の北部山岳地帯に自生する薬用植物の種子発芽と初期生育特性

    隆一(東京農業大学)

15:4516:25

(講演 3 はキャンセル)

  講演 4:中国北部の乾燥・流砂環境下における匍匐性常緑針葉樹の生理生態と緑化

  三木直子(岡山大学)

16:2516:40

  質疑応答・総括

  吉﨑真司(東京都市大学名誉教授)