石井講師による創発的研究支援事業「染色体脱落の克服による遺伝資源概念の拡張」がスタートしました。
- 2021/06/07
- お知らせ
石井孝佳講師による研究提案「染色体脱落の克服による遺伝資源概念の拡張」が科学技術振興機構の創発的研究支援事業に採択され、4月より研究がスタートしました。
植物育種で最も重要な課題は交雑による多様性の導入です。しかし、交雑後の胚発生で片親の染色体が選択的に脱落する染色体脱落現象により、多様性の導入が不可能な場合があります。本事業ではパンコムギ、エンバク、パールミレットの交雑後に発生する染色体脱落機構を理解し、克服する方法の確立を目指します。染色体脱落を克服し、遺伝資源概念の拡張をもたらします。
