関口結佳さん(博士1年)、杉浦李果さん(修士1年)、の研究発表が優秀発表賞に選ばれました。
- 2024/12/25
- お知らせ
2024年12月14日~15日に岡山県前島カリヨンハウスで岡山大学が主催した、第16回中国地域育種談話会において杉浦李果のポスター研究発表、関口結佳の口頭研究発表が優秀発表賞に選ばれました。本賞は、若手研究者を対象にして、育種学分野の発展に大きく寄与すると認められる優秀な発表課題におくられるものです。
受賞課題:Elucidating the mechanism of Trifluoromethanesulfonamide (TFMSA) pollen sterility induction in plants
受賞者:○Yuka Sekiguchi1), Kosei Terada2), Gao Yan1)., Benjamin Ewa Ubi 3), Takayoshi Ishii4) 5)
1)United Grad. Sch. Agri. Sci., Tottori U., 2)Grad. Sch. Sus. Sci., Tottori 3) Bio., Ebonyi State. U., 4)ALRC, Tottori U., 5) IPDRE, Tottori U.
本研究では、トリフルオロメタンスルホンアミド(TFMSA)が作物を含む11種において雄性不稔を導入可能なこと、そのメカニズムの一部としてストレス応答に関わる代謝物質との関連性について明らかにしました。
受賞課題:イネとコムギの雑種細胞質が表現型に与える影響の特定
受賞者:○杉浦李果1)・樽谷英賢1)・Nasrein Mohamed Kamal2),3)・Tety Maryenti4),5)・岡本龍史4),石井孝佳2),6)( 1)鳥取大・院持続性社会創生科学,2)鳥取大・乾燥地研究教育機構,3)スーダン農業研究機構・バイオテクノロジー・バイオセーフティー研究センター, 4)東京都立大・院理学,5)インドネシア大・数学自然科学,6) 鳥取大・乾燥地研究センター)
本研究では、イネ科の亜科を隔てて遠縁な関係にあるイネとコムギから創出された細胞質雑種植物(イネコムギ)の形質変異が雑種ミトコンドリア由来であることを証明しました。
杉浦さん(左)、関口さん(右)と賞状