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日本緑化工学会乾燥地緑化研究部会によるオンラインシンポジウム2022 「乾燥地林の保全と再生を考える」が開催されます。

乾燥地研究センターの山中教授が部会長を務める日本緑化工学会乾燥地緑化研究部会では、以下の通り、「乾燥地林の保全と再生を考える」と題して、オンラインシンポジウムを開催いたします。
zoom ミーティングで開催予定です。
どなたでも参加できますのでどうぞご参加ください。

〇参加申込:下記URLから申込ください。
〇参加申込締切:2023年2月17日(金)
(zoomへの接続方法は、開催日の一週間程度前に登録されたメールアドレスに直接ご連絡いたします)


日本緑化工学会

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オンラインシンポジウム2022 「乾燥地林の保全と再生を考える」

〇日時:2023年3月4日(土)13時~16時(予定)
〇方法:zoom ミーティング
〇参加費:無料(要:事前申込)

主催:日本緑化工学会乾燥地緑化研究部会
後援:日本森林学会

〇開催の趣旨
乾燥地は、南極を除く地球の陸地面積の46%を占めているが、そこには砂漠や草原だけでなく、場所によっては森林も成立している。今回はこの乾燥地に成立する森林「乾燥地林」に焦点をあて、乾燥地林の保全と再生を考える公開シンポジウムを企画した。基調講演として、昨年、京都大学学術出版会より「乾燥地林~知られざる実態と砂漠化の危機」を出版された岡山大学名誉教授の吉川賢氏をお迎えするとともに、実際に乾燥地の現場で森林再生に取り組んでいる榎本肇氏(特定非営利活動法人サヘルの森)と冨樫智氏(オイスカ阿拉善砂漠生態研究研修センター)から現場での活動実態を報告いただく。本シンポジウムにおける情報共有ならびに議論を通じて、「乾燥地林」についての理解が深まることを目的とする。なお、吉川賢氏は、昨年12月末に中公新書より「森林に何が起きているのか~気候変動が招く崩壊の連鎖」も出版された。今回の基調講演には本書の内容も盛り込まれる予定である。

〇プログラム
13:00-13:05
 開会のあいさつ 山中典和(鳥取大学乾燥地研究センター)
13:05-14:10
基調講演:「乾燥地林とは何か? ~現状と課題~」
 吉川賢(岡山大学名誉教授)
14:10-14:20 休憩
14:20-14:55
 講演1:マリ共和国におけるアフリカの里山の現状とその再生に向けた取り組み
 榎本肇(特定非営利活動法人サヘルの森)
14:55-15:30
 講演2:内モンゴルとウズベキスタンにおける住民参加型砂漠化防止への研究と実践
 冨樫智(オイスカ阿拉善砂漠生態研究研修センター)
15:30-15:35 休憩
15:35-16:00
 質疑応答・総括
 吉崎真司(東京都市大学名誉教授)


〇問い合わせ先
乾燥地緑化研究部会(岡山大学 三木直子)miki@okayama-u.ac.jp