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Pachycereus pringlei

  • 個体全体
  1. 科名:　サボテン科
  2. 和名:　
  3. 英名:　cardon, cardón cactus, Mexican giant cactus
  4. 学名:　Pachycereus pringlei (Cereus pringlei)
  5. 原産地:　メキシコ（ソノラ州、バハ・カリフォルニア州、バハ・カリフォルニア・スル州）



植物の説明
高さ9m程度になる大型の柱型サボテン。基部の直径は60cm程度だが、1mを超すこともある。稜数は一般的に11-15（まれに17）で、背は溝になっている。刺は1カ所から約20個生え、10cm以上の長さにもなるが、花の周りにはほとんどない。花は昼に咲く。年間降水量50-550mm程度、冬季の最低気温1-13℃の地域に自生している。
先住民族のセリ族は、本種を食用、塀の材料、儀式等に用いた。IUCN（自然保護連合）のレッドリスト2013では、軽度懸念と評価された。

参考文献
Burquez Montijo, A. 2013. Pachycereus pringlei. The IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014. 2. (www.iucnredlist.org). Downloaded on 25 July 2014.
Medel-Narvaez, A., Leon de la Luz, J. L., Freaner-Martinez, F. and Molina-Freaner, F. 2006. Patterns of abundance and population structure of Pachycereus pringlei (Cactaceae), a columnar cactus of the Sonoran Desert. Plant Ecology 187: 1-14.
柏井正五．1994．パキケレウス属．塚本洋太郎（監修）．園芸植物大事典　1．pp.1037．小学館、東京．

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