アリドドーム内でさまざまな乾燥地関連植物を育成して研究利用するとともに、見学もできるように展示しています。
展示温室1では、サボテン科やリュウゼツラン科などの植物、塩生植物、果実や種子を食べる植物を育成しています。展示温室2では、ナツメヤシやアカシア属、バオバブなどの亜熱帯乾燥地域の特徴的な植物を育成しいます。
乾燥地由来の植物をより広く・深く知っていただくために、ミニ砂漠博物館(乾燥地学術標本展示室)の一角に植物の紹介コーナーを作りました。エスニックな香りのする香辛料や飲料の原料、乾燥地でよく食べられている作物の種子や葉、花や樹液などを展示しています。実際に見て、触って、匂いをかいでみてください。
傾斜地にオリーブ園を造成し、27品種のオリーブを育成しています(YouTube動画 1、YouTube動画 2)。
オリーブは、地中海沿岸地域で5,000-6,000年前から栽培されてきました。果実の油にはオレイン酸が豊富に含まれており、葉にはオレオロピン、オレアステロール、レインが含まれています。また古来より、葉は平和、祝福、幸運、豊穣、勝利の象徴とされてきました。
植え付け場所は、斜面を削り、雨水が地中に浸透するように工夫しています(=マイクロキャッチメント)。
「乾燥地の有用植物 ─食べる植物─」
乾燥地を起源にする穀類や野菜類、果物類などの「食べる植物」を紹介しています。
編集:乾燥地植物資源バンク室 辻本 壽・留森寿士
監修:鳥取大学乾燥地研究センター
発行:今井印刷株式会社
定価:1,500円+税
ISBN:978-4-86611-106-3
「乾燥地の有用植物 ─使う植物─」
乾燥地の人々の生活に密着した「使う植物」に焦点をあてて紹介しています。
編集:乾燥地植物資源バンク室 辻本 壽・留森寿士・山中典和
監修:鳥取大学乾燥地研究センター
発行:今井印刷株式会社
定価:1,500円+税
ISBN:978-4-86611-125-4
植物の収集・保存・増殖・評価・提供などの通常業務の合間を縫って企画・実施したプロジェクト
-YouTube動画-
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