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コバノムレスズメ

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  • 個体全体
  1. 科名: マメ科
  2. 和名: コバノムレスズメ
  3. 英名: littleleaf peashrub
  4. 学名: Caragana microphylla
  5. 原産地: 中国(吉林省、遼寧省、甘粛省、陝西省、山東省、内モンゴル自治区)、モンゴル、ロシア(シベリア)



植物の説明
樹高1-3m程度の低木。老齢枝は黄灰色または灰緑色、若齢枝は毛で覆われ、直立または湾曲する。長枝につく托葉は硬化して長さ3-10mmの刺針となり、宿存する。葉軸は長さ1.5-5cmで脱落する。小葉は5-10対ある。乾燥地研究センターでは、4月中旬から下旬、6月上旬に開花する。耐乾性および耐寒性で、風食や埋砂にも強い。増殖は種子か挿木で行う。
中国では、砂丘の固定や、岩だらけの山地斜面(標高1,000-2,000m)や荒廃地の緑化のために植林されている。また、緑肥や飼料としても利用されている。
 
利用部位:
葉(肥料、飼料)

参考文献
Liu, Y., Chang, Z., Yakovlev, G.P. 2010. Caragana. Flora of China 10: 528-545. (http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=105589)
Zhao, H.L., Zhou, R.L., Su, Y.Z., Zhang, H., Zhao, L.Y., Drake, S. 2007. Shrub facilitation of desert land restoration in the Horqin Sand Land of Inner Mongolia. Ecological Engineering 31: 1-8.
劉媖心(主編).2002.中国砂漠・沙地植物図鑑(木本編).徳岡正三(訳).東方書店、東京.

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