平成24年2月21日(火)に、鳥取大学広報センターにおいて、グローバルCOEプログラム「乾燥地科学拠点の世界展開」の学内成果報告会を開催しました。本事業は平成19年度に文部科学省の事業として採択され、平成23年度末で事業終了を迎えます。
開会にあたり、能勢学長から、「本事業は鳥取大学の中でも大型の教育・研究拠点形成事業の一つであり、その成果が波及効果として様々なところで現れている」との挨拶がありました。
成果の報告では、始めに、拠点リーダーである乾燥地研究センターの恒川教授から、事業概要の説明があり、5年間にわたる大学からの全学的な支援について感謝の言葉がありました。
続いて、5つの研究グループの各リーダーから、研究グループで得られた研究成果と、事業終了後の今後の展開について説明がありました。
また、人材育成リーダーである農学部の北村教授から、本事業で実施した教育組織の強化や人材育成支援の内容とその実績について報告がありました。関連して、若手研究者を代表し、プロジェクト研究員と博士課程学生の2名から、本支援のもとで行った研究活動及び本支援がどのように役立ったのかについて報告がありました。
最後に、井藤研究担当理事から、「鳥取大学の中で乾燥地科学拠点という、研究と教育の大きなプラットホームができたことは喜ばしいことであり、この基盤を活用しさらに発展してもらいたい」と期待の込められたコメントがあり、閉会しました。
![]() |
![]() |
研究グループ(農業生産グループ)による研究成果の発表 | 博士課程学生(国際乾燥地科学専攻)による活動報告 |