研究概要

3つの研究グループを設置し、以下の研究を行っています。

黄砂発生メカニズムグループ

黄砂発生メカニズムグループ1
  1. 黄砂発生における草原の空力学的・物理的影響の解明
  2. 草原植生の成長・衰退を再現するモデルの構築
  3. フィールド観測による既知の関係の広域展開
  4. リモートセンシングによる黄砂発生パラメタの推定
  5. 黄砂発生パラメタと植生モデルの風食モデルへの統合
黄砂発生メカニズムグループ2

黄砂影響評価グループ

黄砂影響評価グループ2
モンゴルでの健康調査
  1. 人体への影響
    • 日本の黄砂の生態影響
      (黄砂および微生物とアレルギー)
    • 発生源での生体影響
      (モンゴル住民の長期の影響評価)
  2. 人間活動に与える影響
    • 動物実験(慢性影響の評価)
    • モンゴルの家畜における植物中毒メカニズムの解明
  3. 自然生態系に与える影響(発生源対策グループと連携)
  4. 農牧畜に与える影響
    • 発生源での農牧畜に及ぼす影響
    • 発生源での気候変動(干ばつ)と農牧畜の関係
黄砂影響評価グループ2

黄砂発生源対策グループ

  1. 風食対策技術のレビューと効果検証(発生メカニズムグループと連携)
  2. 持続可能な飛砂防止緑化技術の開発
    • 在来植生の回復技術開発
    • 在来植物の植栽技術開発
  3. 黄砂が自然生態系に与える影響評価(影響評価グループと連携)
黄砂発生源対策グループ1 黄砂発生源対策グループ2