乾燥などの過酷な環境に耐える作物の開発 鳥取大学 乾燥地研究センター 分子育種学研究室

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分子育種学研究室のホームページへようこそ

当研究室は、遺伝子工学と染色体工学の技術により、乾燥などの様々なストレスに強い作物を開発しています。

学内・学外を問わず、様々な分野からの学生を募集しています!
特に、研究者になりたい人、外国で働きたい人を募集します。
入試情報は修士は、持続性社会創生科学研究科、博士は連合農学研究科のHPを見てください。 国際的な雰囲気の中で、DNA解析からフィールドワークまで幅広く学べます。
興味のあるかたは、ぜひ見学にお越しください。




研究室の新着情報news

2020年12月
大学院生Mohammed Ballaさんが、12月12日にオンラインで開催された中国地域育種学談話会で、優秀発表賞をとりました。発表の演題は「マカロニコムギの遺伝的改良のために野生エンマコムギの遺伝的多様性を利用する」です。 写真
NEWS
共同研究している「大山こむぎプロジェクト」が地元テレビ番組で紹介されました。映像
2020年4月
加藤 颯真さん、塚田 美彩子さんが持続性社会創生科学研究科・修士課程に入学しました。
2020年3月
兒玉 巽さんが持続性社会創生科学研究科・修士課程を修了しました。おめでとうございます。
NEWS
研究室の活動がTop Researchersで紹介されました。
2019年11月
11月21日、22日に開催された中国地域育種学談話会において、松永幸子さんが優秀発表賞を受賞しました。おめでとう!写真
2019年10月
モハメド バラさんが連合農学研究科・博士課程に入学しました。
2019年5月
5月22日~24日に開催された鳥取大学連合農学研究科の科学コミュニケーションIにおいて、研究室のGamilaさんとMichaelさんが、Best Presentation Awardを受賞しました。同賞は、参加者22名のうち3名に授与されたものです。おめでとうございます!写真
2019年4月
松永 幸子さんが連合農学研究科・博士課程に、内田 孝三さんが持続性社会創生科学研究科・修士課程に入学しました。
2019年2月
乾燥に強く少ない水で育つコムギを遺伝子組換え技術を用いて開発を進めている妻鹿良亮プロジェクト研究員の研究が新聞に取り上げられました。朝日新聞掲載記事
2019年1月
辻本教授が鳥取大学長表彰を受けました。受賞の功績は、「乾燥・高温耐性コムギの系統選抜に関する研究が国際的に高い評価」です。辻本教授の話
2018年12月
山崎裕司プロジェクト研究員が第10回中国地域育種談話会 優秀発表賞を授与されました。写真
2018年10月
ジャミラ モハメドさん、イタム マイケルさん、マジーン マハジューブさんが連合農学研究科・博士課程に入学しました。
NEWS
『スーダンおよびサブサハラアフリカの乾燥・高温農業生態系において持続的にコムギを生産するための革新的な気候変動耐性技術の開発』プログラムが、JSTの平成30年度国際科学技術共同研究推進事業「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)研究課題」に採択されました。
NEWS
ダイズの乾燥耐性評価の様子がビデオで公開されています。

論文・受賞newstopics


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2021年1月

スーダンは世界で最も暑いコムギ栽培地域です。これまでの気象データとコムギ生産データを元に、今後必要な高温耐性育種のスピード感を明らかにしました。詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2020年12月

日本のコムギ品種「小麦農林61号」のゲノム配列が解読されましたが、この研究の意義について解説文を書きました。詳しくはこちら[Comentary]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2020年12月

乾燥地で重要なマメ科作物のササゲが保有する2種類のCENH3(CENH3.1、CENH3.2)機能を細胞遺伝学、分子生物学、ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)を駆使して詳細に解析しました。 詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2020年10月

コムギが乾燥ストレスを受けたときに、細胞内に起こる応答を、遺伝子発現、代謝物の動向、炭素同位体構成、キャノピー温度等から網羅的に解析し、土壌水分ポテンシャルとの関係を詳細に解析した内容です。 詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年12月

生物を理解する上で、クロマチンの3次元構造の可視化は必須の技術となっている。我々はクロマチンの可視化技術の開発と、その利用方法について総説を書きました。詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年11月

作物の耐乾性を飛躍的に向上させる化合物の開発に成功した論文が、妻鹿特命助教が参画する国際共同研究チームによって、Scienceに発表されました。詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年10月

RGEN-ISL法を用いて、トウモロコシのDNA配列、タンパク質、ゲノムの複製を同時に可視化する事に成功しました。また、RGEN-ISL法を用いると、より生きた細胞に近い核の構造が維持されている。詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年6月

コムギのABA受容体のin vivo機能について調べました。
詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年6月

コムギにおける高温環境下での代謝物挙動について調べました。
詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年4月

作物の近縁植物は、作物育種のための重要な遺伝資源として認識されている。本研究ではスーダンに自生するソルガム(モロコシ)の近縁種の栄養成分を調査し、それらが栽培植物にはない特性を持つことを明らかにしました。詳しくはこちら[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年3月

一般的にゲノム編集技術として使われているCRISPR/Cas9を利用した新たなゲノム可視化法(RNA‐guided endonuclease – in situ labelling (RGEN‐ISL))の開発に成功しました。詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2019年2月

耐乾性に関与するアブシジン酸(ABA) 受容体に着目し、そのタンパク質をコムギの植物体内で多く作らせることで、水消費量を抑えながら穀物生産を実現する節水型耐乾性コムギに関する論文が、国際学術雑誌「Nature Plants」のオンライン版で公開されました。詳しくはこちら[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2018年11月

「開花後の間伐絵の適応におけるStay Green遺伝子応答は、干ばつの重大性に依存する」と題する論文が、BioMed Research International誌に出版されました。この研究は、干ばつの厳しさに応じて、水利用効率を操作することにより干ばつ時のソルガム収量をどのように増加させるかを報告した論文です。
詳しくはこちら[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2018年11月

「コムギ連の種のゲノムの類似性のDArTseqを用いた分析」がScientific Reports誌に公表されました。これまで、コムギ連植物の分析は雑種における染色体対合や様々な分子マーカーによって行っていましたが、本研究ではコムギにおいて開発されたゲノム網羅的マーカーをコムギ連の異種植物にも適応して、それを本に新たにゲノム近縁度を調べています。
詳しくはこちら[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2018年10月

「コムギ-ハマニンニク染色体添加系統作成のための新しい分子マーカー支援戦略」がScientific Reports誌に公表されました。これまで、異種染色体添加コムギ系統を作るためには染色体観察技術が必要で、これに多大な量緑芽かかりましたが、本研究では分子マーカーのみで系統を作ることを報告しています。
詳しくはこちら[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2018年5月

「多重合成コムギ派生系統:タルホコムギの遺伝的多様性をコムギ改良に利用す るための効果的なプラットホーム」がTheoretical and Applied Genetics誌に公 表されました。栽培パンコムギの遺伝的多様性を拡大して、野生植物遺伝資源を 有効活用するための集団の開発について報告しています。
詳しくはこちら[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2018年4月

「開花後乾燥ストレスをシミュレートするための化学的乾燥処理に対するコムギ の生理的反応」がAgronomy誌の特集号「コムギとオオムギの非生物ストレス適応 形質の遺伝分析」に出版されました。薬剤散布で人工的に干ばつ条件を疑似化さ せることができ、乾燥耐性の評価が簡単に行えるようになりました。
詳しくはこちら[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2018年3月

オオハマニンニクは将来のコムギの育種の重要な遺伝資源であり、同種の染色体 添加コムギ系統が開発されています。本研究では、同種のDNAおよびRNAの配列 から、コムギと多型を示すPCRマーカーを作り、その有効性を調査しました。
詳しくはこちら[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2018年3月

屋上緑化植物「常緑キリンソウ」のDNAマーカー開発の論文が育種学研究に早期公開されました。この植物は環境耐性に優れる反面、栄養繁殖で苗を増殖できるため、品種保護が課題でした。本論文では、キリンソウ属では初めて、詳細なSSRマーカーを作成し、品種鑑別を可能にしました。 詳しくはこちら


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2017年12月

多重合成コムギ派生系統をスーダンの3地点4環境で栽培し、その農業形質を測定。これらの系統はきわめて多様であり、優れた形質を示す遺伝子型が存在することが明らかになりました。
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[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2017年11月

コムギとカモジグサのロバートソン転座系統の小麦粉品質への影響についての論文が発表されました。
詳しくはこちら
[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2017年9月

改善された生地強度をもつカモジグサの染色体特異的転座の迅速な開発と特性についての論文が発表されました。
詳しくはこちら
[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2017年8月

起源地から世界へのジャトロファの移動の遺伝的トレーシングについての論文が発表されました。
詳しくはこちら
[Abstract]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2017年7月

タルホコムギの種内変異を導入したパンコムギの多様性系統をスーダンで栽培し、高温耐性コムギを選抜。これら系統の中には人工高温条件下でも、生理的に高い活性を示すものが確認されました。 詳しくはこちら
[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2016年11月

異種染色体添加コムギ系統によるコムギ品質改良に関する論文がPlosOneより公表されました。第一著者が辻本研の学生時代から続けてきた研究が実ったものです。
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[Abstract] [PDF]


Dr. Okamoto

書籍出版のお知らせ 2016年10月

「植物の染色体とゲノム工学」と題するプロトコール集がSpringerから出版されました。辻本先生はその中で染色体切断についてのプロトコールを書いています(pp 101-109)。
詳しくはこちら


Dr. Okamoto

論文出版のお知らせ 2016年8月

辻本先生らによる乾燥地科学と耐性育種に関する論文分析の記事が「沙漠研究」に出版されました
詳しくはこちら
[Abstract] [PDF]


Dr. Yasir

論文出版のお知らせ 2016年8月

ヤシルさんらによる合成コムギのミネラル含量の研究がPlant Genetic Resourcesからオンライン公表されました。
詳しくはこちら
[Abstract]


Dr. Yasir

論文出版のお知らせ 2016年3月

ヤシルさんらによる高温がコムギのトランスポゾンを活性化させる論文が Breeding Scienceから公表されました。
詳しくはこちら
[Abstract] [PDF]



Dr. Okamoto

辻本壽教授が日本育種学会賞を受賞 2016年3月

辻本教授が平成27年度日本育種学会賞を受賞しました。受賞タイトルは、 「業種遺伝資源によるコムギ有種技術の開発と応用」です。
[詳しくは]


Dr. Yasir

論文出版のお知らせ 2016年2月

ヤシルさんらによる「オオハマニンニク:コムギ改良のための遺伝子プール拡大の有望株」と題する、オオハマニンニクの総説がSpringerから出版されました。
詳しくはこちら
[Abstract]






連絡先

〒680-0001
鳥取県鳥取市浜坂1390
鳥取大学乾燥地研究センター
分子育種学研究室 辻本

TEL/FAX: 0857-21-7213

E-mail:tsujim(at mark) tottori-u.ac.jp
(at markを@に変換してご送信ください)

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