乾燥地フォトブックシリーズ第5巻「乾燥地の自然と暮らし:メキシコ バハ・カリフォルニア」を刊行



  このたび、乾燥地研究センターでは、今井出版より「乾燥地の自然と暮らし:メキシコ バハ・カリフォルニア」を刊行いたしました。本書は「乾燥地の自然と暮らし:モンゴル」、「乾燥地の有用植物:食べる植物」、「乾燥地の有用植物:使う植物」、「乾燥地の塩類集積」に続く、乾燥地フォトブックシリーズの第5巻です。
 今回は、鳥取大学の乾燥地研究、教育において長い歴史のあるメキシコ バハ・カリフォルニアに焦点をあて、乾燥地研究センター元特任教授(鳥取大学名誉教授)の藤山英保博士に執筆いただきました。
 以下、藤山博士による本書の紹介です。

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 メキシコのバハ・カリフォルニア(カリフォルニア半島)で鳥取大学が研究を開始したのは1982年です。それ以来39年、いろいろな資金を得て研究を継続しています。それはバハ・カリフォルニアが農業や自然生態の研究にとって魅力的な場所であることに加えて、現地のカウンターパート機関、メキシコ北西部生物学研究センター(CIBNOR)が鳥取大学に極めて協力的であるからです。鳥取大学は研究の実績をもとに2002年から学生教育を開始しました。これは教育機関でもあるCIBNORに加えて南バハ・カリフォルニア自治大学も大変協力的であるからです。本書は研究と教育の過程で収集した写真でバハ・カリフォルニアの自然、農業、暮らしを紹介するものです。お楽しみいただければ幸いです。   
 藤山英保
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鳥取大学のプログラムによって多くの学生がバハ・カリフォルニアに赴きました。そして、多くのことを学んで帰ってきています。現地で学んだ学生の皆さんが、素晴らしい場所と絶賛するバハ・カリフォルニアを本書の写真と解説で楽しんでいただければ幸いです

本書は今井印刷のウェブサイトから購入可能です。
http://imai-printing.blogspot.com/2021/04/vol5.html

Amazonでも購入できます。




 
鳥取大学中島学長(左)を表敬訪問。藤山博士から本書が謹呈されました。