「乾燥地の有用植物 使う植物」を今井出版より刊行しました。






 このたび、乾燥地研究センターでは、今井出版より「乾燥地の有用植物 使う植物」を刊行いたしました。
 本書は「乾燥地の自然と暮らし モンゴル」、「乾燥地の有用植物 食べる植物」に続く、乾燥地フォトブックシリーズの第3巻で、これまでの研究活動の中で撮影した写真をテーマに沿って集め、解説を付けたものです。本書では乾燥地の人々の生活に密着した、「使う植物」に焦点をあてて編集を行いました。オリーブのように油を利用する植物から始まり、ワタのような繊維を利用する植物、さらには生活環境を守るために利用する緑化植物まで、生活の様々な場面で活躍する植物を幅広く紹介できるように努めました。本書には、私たち日本人の生活に身近な植物も多く含まれています。乾燥地の有用植物は、乾燥地のみに有用なのではなく、私たちの暮らしの基盤になっている植物も多く存在することを知っていただけると思います。

 以下の植物を掲載しています。
工芸作物:オリーブ、ジャトロファ、ヒマワリ、ベニバナ、ヒマ、ホホバ、ゴマ、ラッカセイ、シアーバターノキ、ローゼル、コリアンダー、ローズマリー、ニュウコウジュ、アラビアゴムノキ、ゲッケイジュ、ウラルカンゾウ、マオウ類、サイザルアサ、ワタ、アマ
飼料作物:アルファルファ、ライグラス
緑化樹木:コトカケヤナギ、新疆ポプラ、サリュウ、ペキンヤナギ、マツ類、バオバブ類、ユーカリ類、モクマオウ類、ヨウサイ、ハロキシロン類、タマリスク類
限界地プロジェクトの紹介

本書は今井出版で購入可能です。
http://imai-printing.blogspot.com/2018/10/vol.html

また、アマゾンでもご購入いただけます。


鳥取大学乾燥地研究センター
関係者一同