藤山英保 特任教授が「持続可能な乾燥地農業のために-土壌塩類化防止と塩類土壌修復-」を出版しました。




   



 このたび乾燥地研究センターでは、センター監修のもと、特任教授の藤山英保先生編著による「持続可能な乾燥地農業のために-土壌塩類化防止と塩類土壌修復-」を刊行いたしました。出版社は技報堂出版です。
 本書は、同じく技報堂出版より3年前に出版した、北村義信先生著「乾燥地の水をめぐる知識とノウハウ‐食料・農業・環境を守る水利用・水管理学」に続くもので、持続可能な乾燥地農業を考える上で欠かせない土壌塩類化問題を取り扱ったものです。藤山先生のこれまでの研究の成果や、塩類問題に関わる第一線の研究者による最先端の研究成果が詰まったものとなっております。今後の持続可能な乾燥地農業を考える一助としていただければ幸いです。

目次と執筆者は以下の様です。
はじめに(藤山英保)
第1章:乾燥地の分布と特徴(藤山英保)
第2章:乾燥地農業(藤山英保)
第3章:乾燥地土壌における塩類動態と塩類集積(遠藤常嘉)
第4章:植物の塩応答(実岡寛文、藤山英保)
第5章:塩類集積の防止と塩類土壌修復(藤巻晴行、遠藤常嘉、藤山英保、谷口武士、片岡良太)
第6章:持続可能な乾燥地農業(藤山英保)

なお、本書は技報堂出版で購入可能です(http://gihodobooks.jp/book/3473-4.html)