谷口武士准教授、山中典和教授、京都大学の龍見史恵さんと舘野隆之輔准教授、そして中国科学院水土保持研究所との共同研究の成果論文が「Microbial Ecology」に掲載されました。


The impacts of soil fertility and salinity on soil nitrogen dynamics mediated by the soil microbial community beneath the halophytic shrub Tamarisk
(塩生植物タマリスクの直下土壌で微生物群集が媒介する窒素動態に土壌養分と塩分が与える影響)


 塩生植物であるタマリスクは塩類集積地の環境修復に有用です。本研究では、このタマリスクが土壌の塩類集積や窒素循環にどのような効果を持つのかを調査しました。タマリスクの周りでは裸地と比べて土壌養分が多く、窒素の動態に関与する一部の微生物の量が多いことが明らかになりました。

中国におけるタマリスクの調査風景