Edetさん(博士課程3年)、Yasir特任助教と辻本教授らの論文が"Scientific Reports"に掲載されました。


Novel molecular marker-assisted strategy for production of wheat–Leymus mollis chromosome addition lines
コムギ・ハマニンニク染色体付加系統の生産のための新規分子マーカー支援戦略




 イネ科コムギ連ハマニンニク属は大型の多年生種を含み、コムギと交配できることからコムギ改良のための有用な遺伝資源と考えられてきました。しかし、この属の染色体を添加したコムギ系統を開発するためには、染色体観察が必要であり高度な技術と労力が必要でした。本研究ではゲノムマーカーを用いて、全く染色体観察なしに添加系統を開発する方法と、それにより開発した添加系統の性質を報告しました。



ハマニンニクとオオハマニンニク染色体の対応づけと同祖群決定筆頭著者のO. U. Edet氏